冬場のツーリングコースです。午後から北風の吹く日は山方面のほうが走りやすいことが多く、山方面といっても西湘ですからそれほど寒くはありません。とはいえ朝の早い時間帯は寒いので「9:30に出発して16:30には帰宅できる」程度の強度にしています。もう少し早く出発できるならば、大野山の往復を加えたり、または帰りはヤビツ峠を越えるのが良いでしょう。
尺里(ひさり)峠へ
まずは山北町まで約2時間のアルバイト。相模大橋経由で厚木市に出て、平塚PAまでは小田厚沿いを走ります。朝の時間帯は風が弱いので快走を愉しむことが出来るでしょう。平塚PAは裏側の駐車場から施設に入ることが出来るので休憩に最適です。
金目川沿いの県道はクルマが多いのですが、土屋橋の信号を左折すれば交通量が減ります。アップダウンの続く道を進むと、ほどなく松田町に到着します。この先のルート沿いにはコンビニがありませんので用事があれば済ませておきましょう。庶子の信号から246に入り、山北の旧道から尺里川に沿って山に入っていきます。新東名のトンネル工事で大きな迂回を強いられる箇所がありますが、その先は静かな山道になります。急なカーブが続き富士山の展望が開けてくれば高松集落に到着です。

この高松集落は大陸から引き揚げてきた方々による開拓集落です。集落の沿革は分校の前の石碑に記されています。
本組合は戦後極度に悪化した我が国の食糧増産の使命を担うため緊急開拓事業として昭和二十八年六月十六日に発足し高冷不毛のこの地に入植して以来満足な家もなく粗末な衣服をまとい野草を糧とし掘立小屋にランプ生活を送りながら使命達成のため開墾農道開設あるいは住宅畜舎の建設を進め文字どおり裸一貫から想像を絶する苦難と試練の日々を乗り越えて今日に至った
ここに開拓三十周年を迎えるに当り不倒不屈の開拓精神と先人の偉業を永く後世に伝え心の糧とならんことを願い記念碑を建立する
昭和六十年十月十二日
高松山開拓農業協同組合
集落の分校は2010年(平成22年)3月に廃校になっています。のんびり出来る場所なので休憩を入れるのが良いでしょう。

分校から尺里峠までは数分の距離です。マップ上のルートではダート道を走ります。ダート道を避けたい方は、来た道を少し戻って「第六天」の道標を右折すればOK。

尺里峠は展望のない静かな峠です。高松山の登山口になっておりハイカーをよく見かけます。

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